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「パピルス」の再来!?――「レイクパピルス」って何? 「名刺1枚で琵琶湖の水10リットルがきれいになります」といううたい文句で、「レイクパピルス」という名刺用紙が
2000年6月から発売されました。
このヨシに水の浄化作用のあることが近年注目されてきました。ヨシは、湖沼や河川の水を吸い上げて、水に含まれている窒素やリンなどを栄養分として吸収します。この結果、水がきれいになります。しかし、冬枯れしたヨシをそのままにしておくと、ヨシが腐ってヘドロとなり、メタンガスを発生するようになるようです。昔は葦簀(よしず)や簾などの原料として秋には刈り取られていたのですが、今ではそんなことも少なくなっています。こうして、琵琶湖を初めとした日本の湖沼では、富栄養化やヘドロ化が発生し、水が汚くなっているということです。 そこで、というわけかどうかはわかりませんが、ハートさんが琵琶湖のヨシを現代に活かす方法をひとつ開発してくれました。刈り取ることが自然を守ることにつながるヨシ紙。琵琶湖畔、西の湖近辺の農家が、枯れたヨシを刈り取り、それをパルプ加工し、製品化したものが「レイクパピルス」です。 写真は「カイツブリの巣」。滋賀県のホームページ(http://www.pref.shiga.jp/biwako/koai/friend/gallery/)の中の一コマ(gall_p005.htm)です。琵琶湖についてさらにくわしくお知りになりたい方は、こちらへどうぞ。 ところで、ヨシは漢字で書くと、葦・蘆・葭となります。いずれも「アシ」とも読みます。広辞苑などによると、アシ は「悪し(あし)」に通ずるとかで、「良し(よし)」という名前に変えられたとか。それぐらい昔の人にとってはなじみ深い植物だったんでしょう。レイクパピルスが、琵琶湖と私たちにとって「良し」に通ずるといいですね。 |