WindowsDTPによる少部数印刷なら、プリンタ出力による印刷も検討してみて下さい

プリンタ出力とダイレクト印刷

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プリンタ出力→ダイレクト印刷の方式:少部数(1000部以下)で、文字中心の印刷物なら、この方式でコストを抑えることができます。自費出版もふくめ、単行本や雑誌制作をお考えの方は、一度ご検討下さい。

CTP刷版が急速に普及しつつある現在、左に述べる方法が最適とはいえない場合があります。まずは、ご相談ください。→CTP(2004年11月16日追記)。

※CTPについて
 Computer To Plete の頭文字をとったもので、コンピュータで制作した印刷用データから直接、刷版(さっぱん。印刷用の板=Plete)を作る方式をさします。
 1990年代以降、コンピュータで制作したデータを、イメージセッタを介してフィルム出力し、フィルムと刷版を重ね合わせて光を当て、刷版を作る方式が主流でした。しかし、短納期・小ロット化の時代的要請と、新技術の開発とがあいまって、CTPは現在急速に普及しつつあり、品質とコストのマッチングも良くなってきております。
 ここに紹介した、プリンタ出力→ダイレクト印刷の方式は、プレCTP時代のローコスト制作としてお奨めできた方式ですが、今後は次第にCTPに切り替わっていくと思われます。

  プリンタ出力で大丈夫?

 1990年代はじめの頃は、ワープロやパソコンで文字を出力すると、文字がギザギザになっていたものでした。現在ではそのようなものはほとんどみかけなくなりました。
 プリンタ出力は、イメージセッタでの印画紙・フィルム出力に比べるとすこし見劣りするといわれます。それはその通りです。
 しかし、実際に印刷された物(本など)を見て、両者の見分けがつく人は多くない、というのも事実です。プリンタの解像度や印字品質が高くなったためです。その結果、プリンタで出力したものを「版下」として使用し、ダイレクト製版から印刷にまわすことが可能となりました。
 弊社では、お客様がコストを抑えたい場合にこの方式をお薦めしています。
 具体的には、1200dpiのモノクロ・レーザープリンタ(例:OKI MICROLINE 905+Fなど)を使い、レーザープリンタ専用の用紙で出力します。

  写真やアミはどうする?

 この方式で版下を作る場合、写真などの画像やいわゆるアミものは、専門用語でいう「85線」程度の再現となります。またアミ点の濃度は10%刻み程度となります。一般の新聞よりもややきめ細かく、書籍などよりはやや粗めというところ。
 新聞の写真を見ていただけばわかりますが、印刷では写真の濃淡(階調といいます)をアミ点の大小におきかえて表現しています。このアミ点の並び(点を結ぶと線になります)=線が、1インチの幅の中に何本あるかを、専門用語で「線数」といいます(正確には「スクリーン線数」)。「85線」というのは、1インチ(約25.4ミリ)幅の中に85本の線があるということです。
 理論上は、この線数が多いほどアミ点は多くなり、もとの写真に近いきめ細かな表現が可能となります。しかし版下がいくらきめ細かくても、印刷する紙の表面がざらざらでは再現性はおとり、かえって醜いものとなることもあります(下の表:スクリーン線数と紙との関係 参照)。写真雑誌などが、表面の平滑度が高いコート紙などを使っているのはこのためです。
 印刷物の用途、目的によっては、写真などは85線程度でも十分な場合がありますし、印刷用紙の選択次第ではその方が適切なこともあることを知っておいて下さい。

スクリーン線数と印刷用紙との関係

スクリーン線数 印刷用紙 印刷の種類
60、65、75 更紙 新聞
75、85、100、120 中質紙、上質紙 雑誌、書籍
133、150 コート紙、アート紙 カタログ、本の表紙・口絵
150、175、200 特アート紙 写真集、高級美術印刷

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